PhilShooting
ハンドガンの照準
ハンドガン(拳銃)の基本的な射撃方法に関しては、すでに述べましたが、基本的には
・姿勢
・呼吸
・引き金の引き方
になります。
流れ的には、
・安全点検をする
・弾の装填をする
・姿勢を取る
・照準をする
・引き金を引く
・安全点検
になります。
姿勢ですが、普通は、腕をまっすぐ伸ばして、あるいはやや曲げて構えます。
目標、銃、目が一直線になるようにします。
肘を曲げて両腕でしっかり姿勢を作って撃つ方法もありますが、上級者以外、力のない人がやると危険です。
目が照門に近づけることができるというメリットはあると思いますが、セミオートのハンドガンではスライダーが後ろにActionするのであまり近づけすぎると怪我をします。
また、薬きょうが体の一部にあたる可能性もあるのでやけどをしたりすることもありますし、ガスをもろに吸ってしまうので体には非常によくないと思います。
照準ですが、絵のように目標、照星(Front sight)、照門(Rear sight)、が固定されるように狙います。
中でも見る中心は絵のとおり照星(Front sight)になります。
毎回、同じ照準で射撃を行います。
目ですが、基本的には両目を開けて撃つのが基本で、照準を合わせている目に神経を集中させます。
両目を開けるのは、視野が狭くならなくするためと言われていますが、より実戦的であるということだと思います。 目も疲れません。
自分の場合は、利き手が右、利き目(Proper Eye)が左なので、左目をつぶって右目で照準をします。
最近は、両目をあけて、左目で照準して射撃できるようになりましたが、奇異だとは言われています。
あるいは、左目はつぶるのですがつぶり方が少なくても撃てるようにようになりました。
さらに片手で射撃する場合は、撃つ方の手の目で照準を行います。反対の目はつぶったほうが狙いは正確になります。特に効き目でないほうはそうです。
射撃では、安全が最優先で、それはほかを犠牲にしても守ならければなりません。しかし、その他の技術に関しては、こうしたほうがいいというのはあっても(理論上)、こうしなければならないというのはないとおもいます。
よくこうだと技術を押し付ける人、みんながこうやっているからこうだという人がいるようですが、それは間違っていると思っています。
自分で考えたアイデアがある場合は、Philshootingのベテランのインストラクターに聞いてみるのもいいかと思います。
PhilShootingでは、射撃時には射手1人1人にインストラクターと補助員が1名づつつき、射撃指導とともに安全管理を射手とともにダブルチェックで行います。
詳細に関しては、訓練時に現地にて指導を行います。
更新暦
2014.0504 一部内容詳細